盆栽エンジニアリング日記

勉強したことをまとめるブログ

Apexの安置解析ツールを作りました。

作ったもの

Apex Legendsにおける、第5ラウンドの安置の出現頻度を解析するサイトを作りました。

apex-calc.herokuapp.com

きっかけ

僕は、ソロでランクマをまわしているのですが、最終安置の傾向がわかれば、より安定してRPを盛れるのではないかと思い作ってみました。
シーズン8の初期から開発をしていたのですが、実際に運用できる段階になったのは、シーズン8のスプリット2に入ってからでした。
スプリット2を終えての集計結果は以下のようになりました。

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シーズン8スプリット1

円が重なるほど色が赤くなる仕様にしました。
開発しているころは、これである程度傾向がわかるかなと思いましたが、実際に集計してみると、特定の安置が突出して多く出現しているわけではありませんでした。
このため、ただ安置をマッピングするだけでは、傾向がよくわかりませんでした。(この画像だと若干右側によっているようにも見えますが、正確な割合はわかりません。)

そこで、新たにマップを9分割して、各エリアにどの程度安置が出現しているかを解析する機能を追加しました。
この機能はシーズン9に入って運用を開始し、以下のような画像も作成できるようになりました。

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シーズン9スプリット1エリア別

この画像によって、最初のマッピング画像だけでは、よくわからなかった安置の傾向が少し分かるようになりました。
嬉しいことに、一部のエリアはかなり出現確率が高いことも確認できました。
ここまで来ると、ジャンプ先やマッチ中の移動経路の検討にもかなり使えるようになってきたと思います。

集計への参加方法

今回作ったシステムは、安置の解析を、画像のアップロード以外完全自動で行います。
また、画像のアップロードはtwitterハッシュタグ#apex_mapを付けてツイートするだけなので、誰でも集計に参加することができます。
具体的な参加手順は以下の通りです。

  1. 第6ラウンドのマップのスクリーンショットを撮る
  2. twitterハッシュタグ#apex_mapを付けてアップロードする

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マップ画像の例